2018年11月7日 / 最終更新日時 : 2019年1月12日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案11(債権譲渡1) 1 譲渡制限がついていても預金債権以外は、譲渡有効 【第466条】 2 当事者が債権の譲渡を禁止し、又は制限する旨の意思表示(以下「譲渡制限の意思表示」という。) をしたときであっても、債権の譲渡は、その効力を妨げられ […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年10月31日 / 最終更新日時 : 2018年11月6日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案10(債権者代位1) 1 債権者代位の転用事例に条文ができた 【第423条の7】 登記又は登録をしなければ権利の得喪及び変更を第三者に対抗することができない財産を 譲り受けた者は、その譲渡人が第三者に対して有する登記手続又は登録手続をすべき […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年10月24日 / 最終更新日時 : 2018年10月8日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案9(詐害行為取消6) 6 詐害行為取消請求訴訟期間は、更新・完成猶予不可 【第426条】 詐害行為取消請求に係る訴えは、債務者が債権者を害することを知って行為をしたことを債権者が知った時から二年を経過したときは、提起することができない。行為の […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年10月17日 / 最終更新日時 : 2018年10月8日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案9(詐害行為取消5) 5 詐害行為取消を受けたらお金は返す 【第425条の2】 債務者がした財産の処分に関する行為(債務の消滅に関する行為を除く。)が取り消されたときは、 受益者は、債務者に対し、その財産を取得するためにした反対給付の返還を請 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年10月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月8日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案9(詐害行為取消4) 4 全員悪意でなければ、詐害行為取消できない 【第424条の5】 債権者は、受益者に対して詐害行為取消請求をすることができる場合において、 受益者に移転した財産を転得した者があるときは、次の各号に掲げる区分に応じ、 それ […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年10月7日 / 最終更新日時 : 2018年10月8日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案9(詐害行為取消3) 3 詐害行為取消の効果は、債務者や全ての債権者にも及ぶ 【第425条】 詐害行為取消請求を認容する確定判決は、債務者及びその全ての債権者に対してもその効力を有する。 (1)ひとこと解説 詐害行為取消判決が出た場合、債務者 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年9月28日 / 最終更新日時 : 2018年7月28日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案9(詐害行為取消2) 2 担保設定でも取消できる場合あり 【第424条の3】 1 債務者がした既存の債務についての担保の供与又は債務の消滅に関する行為について、債権者は、次に掲げる要件のいずれにも該当する場合に限り、詐害行為取消請求をすること […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年8月28日 / 最終更新日時 : 2018年9月16日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案9(詐害行為取消1) 1 適正価格の売買でも取り消されてしまう場合あり 【第424条の2】 債務者が、その有する財産を処分する行為をした場合において、受益者から相当の対価を取得しているときは、債権者は、次に掲げる要件のいずれにも該当する場合に […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年7月28日 / 最終更新日時 : 2018年7月28日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案8(代理3) 3 複合型表見代理についても条文ができた 【109条】 2 第三者に対して他人に代理権を与えた旨を表示した者は、その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間で行為をしたとすれば前項の規定によりその責任を負うべき場合に […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年6月20日 / 最終更新日時 : 2018年6月20日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案8(代理2) 2 復代理人選任の責任は、一般原則で処理 (1)ひとこと解説 復代理人を選任したとしても、責任が軽くなるわけではありません。 (2)そもそも、復代理とは 代理人によって選任された、もう一人の代理人です。 たとえばAさんが […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年5月8日 / 最終更新日時 : 2018年5月7日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案8(代理1) 1 代理権の濫用事例に条文ができた 【第百七条】 代理人が自己又は第三者の利益を図る目的で代理権の範囲内の行為をした場合において、相手方がその目的を知り、又は知ることができたときは、その行為は、代理権を有しない者がした […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年4月28日 / 最終更新日時 : 2018年4月28日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案7(意思表示4) 4 承諾も到達主義になった (1)ひとこと解説 承諾も、到達しなければ効力が出ません。 (2)詳細解説 意思表示は、相手方に到達しなければ効力が出ません(民法97条)。 第九十七条 隔地者に対する意思表示は、その通知が相 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年4月8日 / 最終更新日時 : 2018年3月31日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案7(意思表示3) 3 動機の錯誤にも条文が 【第九十五条】 1意思表示は、次に掲げる錯誤に基づくものであって、その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして重要なものであるときは、取り消すことができる。 一 意思表示に対応する意思 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年4月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月18日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案7(意思表示2) 2 重過失があれば取り消せない 【第九十五条】 3 錯誤が表意者の重大な過失によるものであった場合には、次に掲げる場合を除き、第一項の規定による意思表示の取消しをすることができない。 一 相手方が表意者に錯誤があることを […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年4月4日 / 最終更新日時 : 2018年3月31日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案7(意思表示1) 1 錯誤の効果は取消 【第九十五条】 1意思表示は、次に掲げる錯誤に基づくものであって、その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして重要なものであるときは、取り消すことができる。 一 意思表示に対応する意 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月30日 / 最終更新日時 : 2018年3月28日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案6(賃貸借5)-完全に住めなくなったら当然終了- 前回、「一部住めなくなったら、当然減額」と申し上げました。 そうなると、「全部住めなくなったらどうなるの?」という疑問が出てくるでしょう。 5 全部滅失したら当然終了する 【第六百十六条の二】 賃借物の全部が滅失その他の […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月28日 / 最終更新日時 : 2018年4月3日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案6(賃貸借4)-住めなくなった分だけ当然減額- 4 一部住めなくなれば、当然減額される 【第611条】 1 賃借物の一部が滅失その他の事由により使用及び収益をすることができなくなった場合において、それが賃借人の責めに帰することができない事由によるものであるときは、賃料 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月24日 / 最終更新日時 : 2018年6月20日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案6(賃貸借3)-大家が動かなければ店子が動くー 3 賃借人が賃貸人の代わりに修繕できる場合がある 【第607条の2】 賃借物の修繕が必要である場合において、次に掲げるときは、賃借人は、その修繕をすることができる。 一 賃借人が賃貸人に修繕が必要である旨を通知し、又は賃 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月22日 / 最終更新日時 : 2018年3月20日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案6(賃貸借2)-大家の立場が動かない場合ありー 2 建物所有者が変わっても、賃貸人たる地位が移らないことがある 【第605条の2】 1 前条、借地借家法(平成三年法律第九十号)第十条又は第三十一条その他の法令の規定による賃貸借の対抗要件を備えた場合において、その不動産 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月20日 / 最終更新日時 : 2018年3月20日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案6(賃貸借1)-50年を超える賃貸借もあり- 今日から、賃貸借契約です。賃貸借契約は、お金を払って物を借りる契約をいいます。 売買契約の次くらいにメジャーといえるでしょう。 1 借地借家法が適用されない賃貸借契約は50年 【第604条】 1 賃貸借の存続期間は、五十 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月12日 / 最終更新日時 : 2018年3月13日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案5(保証7)-利息の増大だけは防ぐ- 7 期限の利益喪失の事実は保証人に伝えなければならない 【第458条の3】 1 主たる債務者が期限の利益を有する場合において、その利益を喪失したときは、債権者は、保証人に対し、その利益の喪失を知った時から二箇月以内に、そ […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月9日 / 最終更新日時 : 2018年3月7日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案5(保証6)ー債権者にも聞ける!……が- 前回は、債務者(お金を借りる人)から、情報提供を求めることができるという条文でした。今回は、債権者(お金を貸す人)からも情報提供を求めることができるという条文です。 6 保証人は債権者に情報提供を求めることができる 【第 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月7日 / 最終更新日時 : 2018年3月5日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案5(保証5)-「絶対迷惑かけないから」は、もう無理?- 「絶対迷惑かけないから」といって保証人をお願いすることが、できなくなるかも知れません。 5 事業債務の主債務者は保証人に情報提供必須 【第465条の10】 1 主たる債務者は、事業のために負担する債務を主たる債務とする保 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月5日 / 最終更新日時 : 2018年3月7日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案5(保証4)ー公正証書が不要な場合とは?- 前回、個人が、事業資金の保証をする際には、公正証書が必要と申し上げました。しかし、一定の場合には、公正証書が不要になる場合があるのです。 4 一定の人的関係にある者については、公正証書不要 【第465条の9】 前三条の規 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年3月1日 / 最終更新日時 : 2018年3月7日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案5(保証3)-保証人に公正証書が必要な場合とは?- 例によって、個人が保証する場合の特則です。 3 事業資金の保証を個人がする場合は公正証書が必要 【第465条の6】 事業のために負担した貸金等債務を主たる債務とする保証契約又は主たる債務の範囲に事業のために負担する貸金等 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年2月27日 / 最終更新日時 : 2018年2月27日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案5(保証2)ー機関保証を挟んだら……?- 前回ご紹介した条文の抜け穴を埋める条文です。 2 個人は、法人根保証で極度額の定めがない求償権の保証人になることができない 【第465条の5】 保証人が法人である根保証契約において、第四百六十五条の二第一項に規定する極度 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年2月25日 / 最終更新日時 : 2018年3月5日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案5(保証1)-家を貸している・借りている方は御一読を!- 今回は、かなり重要です。ぜひ、覚えておいてください。 1 個人根保証人は、極度額を定めなければならない 【第465条の2】 1 一定の範囲に属する不特定の債務を主たる債務とする保証契約(以下「根保証契約」という。)であっ […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年2月22日 / 最終更新日時 : 2018年2月23日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案4(売買9)-買主がリスクを負うのはいつから?- 9 引き渡しか、受領遅滞になれば、買主がリスクを負う 【第五百六十七条】 1 売主が買主に目的物(売買の目的として特定したものに限る。以下この条において同じ。)を引き渡した場合において、その引渡しがあった時以後にその目的 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年2月20日 / 最終更新日時 : 2018年2月20日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案4(売買8)-契約後、引渡前に消失したら?- 8 旧法のような危険負担債権者主義は廃止 【第536条】 1 当事者双方の責めに帰することができない事由によって債務を履行することができなくなったときは、債権者は、反対給付の履行を拒むことができる。 2 債権者の責めに帰 […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷
2018年2月18日 / 最終更新日時 : 2018年2月17日 浅井裕貴 民法改正講義の実況中継 民法改正講義案4(売買7)-契約不適合はいつまでに売主に連絡すればいい?- 7 契約不適合を知ってから1年以内に通知が必要 【第566条】 売主が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない目的物を買主に引き渡した場合において、買主がその不適合を知った時から一年以内にその旨を売主に通知しないときは […] 共有:TwitterFacebookLinkedInX印刷