サクラサイト詐欺の返金方法|だまされたお金を取り戻すのは厳しい!でも、弁護士が可能性について解説します
「サイトで知り合った相手とやり取りするうちに、ポイント購入で数十万円払ってしまった」――いわゆるサクラサイト詐欺の被害の回復は、大変厳しいです。しかし、被害回復の可能性を検討する価値がないとは言えません。重要なのは、「どの方法でお金を支払ったか」によって、取るべき手段が変わるということです。
支払方法別の返金手段
クレジットカードで支払った場合
カード会社に対して、詐欺被害を理由とするチャージバック(支払いの取消し)や、包括信用購入あっせんに関する支払停止の抗弁(割賦販売法30条の4)を主張できる場合があります。決済代行会社を経由している場合は、その決済代行会社への申入れも並行して行います。時間が経つほど対応が難しくなるため、早めの着手が重要です。
銀行振込で支払った場合
振り込め詐欺救済法に基づき、振込先口座の凍結と、口座に残っている資金からの被害回復分配金の支払いを求める方法があります。口座からお金が引き出される前に凍結する必要があるため、一刻を争います。警察・金融機関への連絡と並行して、弁護士にご相談ください。
電子マネー・プリペイドカードで支払った場合
発行会社への利用停止・返金の申入れを行います。回収の難易度は高めですが、サイト運営会社が特定できれば、運営会社への損害賠償請求(不法行為・民法709条)や、弁護士名での返金請求が可能な場合があります。
しかし、残念ながら、いずれの場合でも、被害回復が難しいのは否めません。
返金の可能性を高めるために残しておくべきもの
- サイトのURL・サイト名・運営会社の表記(特定商取引法に基づく表示のスクリーンショット)
- 相手とのメッセージのやり取り(削除せずに保存)
- 支払いの記録(カード明細、振込明細、ポイント購入履歴)
退会するとやり取りの履歴が見られなくなるサイトが多いため、証拠を保存する前に退会しないでください。
よくあるご質問
Q.自分にも落ち度がある気がして、相談するのが恥ずかしいです。
A.サクラサイト詐欺は、心理的な仕掛けを組織的に用いた計画的な詐欺であり、被害に遭うことは落ち度ではありません。当事務所ではサクラサイト詐欺に関するご相談を取り扱っています。安心してご相談ください。
Q.いくら支払った場合なら相談する意味がありますか。
A.被害額と費用の見通しは最初のご相談で率直にご説明します。費用倒れの懸念がある場合はその旨をお伝えしますので、まずは被害の全体像をお聞かせください。消費生活センター(188)のご利用が適する場合には、そのご案内もいたします。
ご相談のご予約
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