一般社団法人の設立に携わりました
平成30年3月30日は、清水税務署管内青色申告会の解散総会および一般社団法人清水青色申告会の設立総会でした。
私は、この「一般社団法人清水青色申告会」の設立に携わらせていただきました。
すなわち、定款作成はもちろん、公証人との折衝・解散総会に至るまでの法的手続など、全ておいてバックアップさせていただいたのです。
法人化のメリットの一つに、法人名義で取引ができることが挙げられます。たとえば、不動産は法人名義で登記できますし、銀行預金も法人名義で作成可能となります。
もし、法人ではない場合、不動産は一切登記できません。
銀行預金は、「団体名+代表者名」という名義なら口座を作れることはあります。しかし、万一、代表者が亡くなった場合、相続人と揉めるなどのリスクがあります。外見上は、あくまで代表者個人の口座になるので、相続の対象になるのではないかと疑われてしまうからです。
法人化というと、株式会社の方が有名だと思いますが、一般社団法人でも目的が達成できることがあります。また、一般社団法人であれば、非営利法人型の定款を作ると、法人税課税される範囲が狭くなることがあります。株式会社には、非営利法人型という概念はありません。
現在、任意団体で、財産管理に困っていらっしゃる方、法人化を検討してみてはいかがでしょうか。たとえば、自治会で、お金の管理が不安だとか、建物を管理したいという場合、法人化によってメリットが得られることがあります。ご検討くださいませ。