Teams(チームス)
今日、ご紹介するのは、Teamsです。これも、私が申し上げるまでもないくらい、有名です。
Teamsは、民事裁判のIT化にも用いられるので、そういう意味で名前をご存知の方は多いと思います。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software
Teamsで何ができるかといえば、web会議です。
ただ、そうなると、同じWeb会議ができるZOOMの方が便利ではないかという思いに駆られると思います。
恐らく、ZOOMにログインできなくて困ったことが無い方でも、Teamsにログインできなくて困ったことがある方は多いと思います。
しかし、それは裏を返せばTeamsの方がセキュリティが高いと言えるのかも知れません。
民事裁判でも、Teamsのセキュリティの高さが買われたのかも知れません。
また、一度Teamに加入できれば、後は、それほど難しくありません。
Teamsは、初期設定が難しいだけといえましょう。まあ、ZOOMは初期設定すら簡単と認めざるを得ませんが。
いつの間にか、Teamsを勧めているのか、ZOOMを勧めているのか分からなくなってきましたが、いろんな事情で、ZOOMではなくTeamsを使わなければならないという方に御提案申し上げます。
マイクロソフトアカウントを作る際には、要注意です
大抵の場合、Windowsを導入する際に、既にマイクロソフトアカウントを作っています。それを忘れて、マイクロソフトアカウント再度作ってしまうと、複数のアカウントが出来てしまいます。
どうやら、同じパソコンで複数人が作業できるように、マイクロソフトアカウントは、いくつも作れるようなのです。
そうすると、Teamsにログインしようとする際に、どのマイクロソフトアカウントでログインすべきかが分からなくなってしまいます。
単にパスワードを忘れただけであれば、パスワードを再発行すればよいのですが、アカウントを忘れてしまうと、なかなか厄介です。
たとえば、Windowsを導入する際に、Aというアカウントを、A@Aというメールアドレスで作ったとします。
その後、Teamsを導入する際に、うっかり、別途Bというアカウントを、B@Bというメールアドレスで作ってしまったとします。
そして、Teamsにログインしようとする際に、何かの間違いでAというアカウントが自動表示されたものの(なぜか良くあるようです)、
気づかずに、Bアカウントのパスワードを入れたとしましょう。
そうすると、Aカウントに対して、Bアカウントのパスワードを入れてしまうので、ログインできません。
やむを得ないと思って、パスワードの再発行を申請しても、案内メールは、A@Aのメアドに送信されます。
しかし、操作している本人は、Bアカウントのつもりで操作しているので、B@Bのメーラーを一生懸命探してしまい、いつまで経ってもパスワード再発行案内メールが来ず、いつまで経ってもパスワード変更ができないので、Teamsにログインできないというパターンがありえます。
あるいは、ビジネス用のMicrosoft365(旧office365)を導入している方は、Microsoft365を導入する際に、職場または学校のアカウントを別途作らされることがあるので、そのアカウントとの混同も生じえます。
これは、Teamsにログインできないパターンの一部でしかありません。ただ、結局のところ、必要な分以上はマイクロソフトアカウントを作らない方が無難と考えます。
もし、Windowsを使っていて、Teamsを導入する際に、アカウントを作ることになったら、本当に必要か否かを十分ご検討ください。
もし、複数作ってしまったら、総当たりできるよう、複数のアカウントとパスワードを、全て把握することをお勧めします。