静岡市清水区で法律事務所を経営している、弁護士の浅井裕貴です。
ここでは、「司法ソーシャルワーク」についてご説明いたします。
医療機関・福祉機関にお勤めの方、ぜひ、ご一読ください。
司法ソーシャルワークとは
司法ソーシャルワーク(司法SW)とは、一言でいうと、「福祉と司法の連携」です。
たとえば、入院中の方が、第三者に年金を搾取されているとします。
入院先の看護師さんや、医療ソーシャルワーカー(MSW)さんは、
搾取に気づくと思います。
しかし、気づいても、看護師さんやMSWさんだけで対策を考えるのは
困難であると伺います。
知り合いに弁護士がいないと、弁護士に相談するという選択肢を持っていただけないようです。
弁護士からすると、成年後見の手続きをすれば、少なくとも搾取自体は止まります。
しかし、弁護士は、搾取されている方や、看護師さん・MSWさんから連絡がない限り、
お助けすることができません。
これは、本来、法的サービスを受けるべき方が、受けられていない状態です。
このような状態を回避するべく、日頃から看護師さん・MSWさんなどの福祉関係者と、
弁護士などの司法関係者が連携を密にするという取り組みが「司法SW」なのです。
新聞掲載歴(サムネイルをクリックで大きな画像をご覧いただけます。)
平成28年7月30日の静岡新聞に掲載していただきました。同僚の弁護士と2人で、病院に伺い、成年後見の申立のご相談をお受けしました。
相談後、成年後見の申立を受任し、成年後見人が就任しました。
成年後見人は、この方の財産を適切に管理し、適切な福祉施設を探してくれました。
この方は、穏やかな老後を過ごされていると伺っています。
平成29年3月7日の静岡新聞に掲載していただきました。
法テラス静岡地方事務所が主催した地方協議会において、司法SWの概要について説明させていただきました。概要説明の後、同僚の弁護士が、実際にあった事例を発表いたしました。
平成29年4月20日の静岡新聞に掲載していただきました。
清水区の歯科医師さんが主宰する勉強会・相談会の様子が記事になっています。
この勉強会は、医師さん・歯科医師さん・社会福祉士さんなど、医療や福祉関係者が集まる勉強会であり、そこに私のような弁護士が参加させていただいております。
勉強会から発展し、昨年からは医師と弁護士が同席する相談会も実施しております。
私も相談担当者として名を連ねております。
弁護士費用について
福祉関係者が関わっていらっしゃる方は、弁護士費用について不安を抱えてらっしゃる方も多いと思います。
ご相談に応じますので、まずは、お声がけください。
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