MOVAX（モバックス）
以前は、インターネットで手紙が出せるｗｅｂゆうびんをご紹介しました。
今回は、インターネットでFAXが送受信できるMOVAXをご紹介します。
ただ、 「インターネットでFAXが送受信できる」でMOVAXの全てを紹介してしまったと言っても良いでしょう。
ｗｅｂゆうびんと異なり、ファイル送信上限は１０メガなので、上限オーバーで困ったことはありません。
受信も一度に９９枚まで可能なので、受信枚数を気にすることもありません。
「大量に送りたいのですが……」とおっしゃる方に対して「どうぞ、御安心ください。」ということができます。
費用も安く、弊事務所のように、1カ月あたり送信・受信がそれぞれ１００枚以内であれば、概ね1カ月２０００円弱になると思います。
（弊事務所も毎月２０００円弱です。）
また、私のように、ＦＡＸの書面といえども押印することが多い商売であっても、印影を電子化して貼り付ければ、押印した文書もＦＡＸできます。
さらに、電話帳機能があるので、一度送った相手方については、ＦＡＸ誤送信のリスクが減ります。
また、初めて送る相手方についても、ネットＦＡＸである以上、相手方ウェブサイトに記載されているＦＡＸ番号をコピー＆ペーストし、半角に変換・ハイフン削除をすれば、送信できます。つまり、その限度において誤送信リスクが減らせるというわけです。
それと、届いたＦＡＸをメール添付の形で転送できます。つまり、自分のメアドへの転送設定をしておけば、ＭＯＶＡＸを開かずともメーラーを開くだけでＦＡＸの確認ができます。
強いて欠点をあげると、相手方の回線の都合か、相手方のＦＡＸ受信機との相性の問題かは分かりませんが、稀に、「ＦＡＸの文字が薄すぎて読めない。」という苦情が来ることです。
この場合、文字を濃くして送れば良いのですが、普通のＦＡＸで送るより、手間をかけることになります。
ただ、欠点はこれくらいしか思い当たりません。
ＦＡＸを使っている方は、ぜひ、一度、MOVAXをご検討してみることをお勧めします。
